道路との高低差は1,200mm。階段を使うのではなく、将来、車椅子でも行き来できるよう、設置されたスロープのデザインです。スロープの床面は滑りにくさも考慮した、洗い出し仕上げ。門扉の脇には、幅の狭い塀を設け、スロープ面は、あえて植栽を入れてオープンにし、閉塞感をなくしています。

砂利・砂が良いバランスで入っためずらしい粘土「真砂土」を使った、個性的な門扉の袖壁(そでかべ)。職人が手作業で仕上げていくため、模様が変わるのが特徴で、世界にひとつしかないデザイン壁です。モダンな門のフレームとメリハリをつけることで、美しい外観に仕上げています。

真砂土壁は、店舗にも利用が可能です。駐車場からの目隠しになり、かつ、お店の看板にもなる目立つ場所に設置。夜は照明を当て、ライトアップすることで、高級感と柔らかさを演出しています。

大工が手作業で仕上げた温もり溢れるこの柵は、道路に面した家を守る”防犯フェンス”。狭いスペースでも奥行きを表現するため、植栽を設置し、緑豊かな外観を作り上げています。